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師走は事故が多いって昔の人はいうてはる。

皆様、今年もお疲れ様でした。
M-1チャンピョンも令和ロマンの2連覇に決まり、
有馬記念も武豊が乗るはずのドウデユースが取り消しとなり、
8番レガレイヤが一着となる波乱もあったような・・・

そんな年末ではございますが、事故は起きると思って起きるもんじゃーーーない !!!!!!! 今日お話ししたいのはそんなお話し。

年の瀬の今日この頃に、突如来られた60歳代の女性。

話によれば、人通りのそんなに多くない、いつも通りの静かの生活圏内を自転車で走行中のこと。
歩道のない左側車線を自転車で走行中に、左車線を後ろから追い越してきたトラックのプレッシャに負けて、左のちょっとした段差に自転車のタイヤを取られてしまい、左側に転倒。

受傷後、現場から当院までが5分くらいとあって、5分後には当院に到着。
到着後は患者さんが、興奮するがあまりに現場での説明が、痛みとトラックへ対する憎しみの感情9割で、身体への事実的な状況証拠の部分が少なくて、とりあえず安静固定を指示するだけにとどまった。

ここからは、そんな事故の時の、当院での対応の仕方を紹介していく。

目次

問診検査

まず、事故が起こった際は、状況把握が不可欠。

5W1Hに基づき、
・いつ
・どこで
・なにが
・どうなって
・事故(この痛くなった原因)が発生し、
・今現在どこが痛いのか?

を聴取する。今回の場合はどうだったかというと、、、

・いつ →5分前

・どこで →家の近所の一通の狭い道路で

・なにが →自分が・自分の自電車が

・どうなって →左側へ転倒した&自分の自転車に巻き込まれ転倒した

・事故(この痛くなった原因)が発生し、
 →後ろからのトラックのプレッシャーがあったのは賞味体の痛みとは関係なし

・今現在どこが痛いのか?
 →背中全体の痛み+右足への痺れを感じる。


問診より、
①自転車に乗ったまま転倒したこと
②転倒した際に自転車に巻き込まれた可能性があること
③年配の女性であること

の3点がわかり、
①スピードがどうだったのか・高いところからの地面への叩きつけがなかったのか?
②ハンドルやサドル・タイヤへの打ち付けがなかったのか?
③年配の方に起きやすい外傷(骨粗鬆症などによって骨が脆い可能性大)を確認すること

を疑うこととなった

落ち着かせる

この患者さんは、来院時

「息ができない」
「痺れる」
「じっと座っておられない」

など、苦悶の表情でおられた。
脂汗もかいておられたが、、、、

唇の色や顔面の血の気には異常が見られなかった。

・呼吸の異常性
・大量出血の可能性
・意識(これは完全に疑う余地なし)

この三点に異常を感じなかったため、緊急搬送の判断はしなかった。


とにかく興奮が冷めなかったので、一旦座ってもらって、お水を飲んでもらって落ち着いてもらった。

1日目の施術は、、、

落ち着いてもらったら、

・触診
・視診
・可動域の検査
・徒手検査(靭帯損傷や圧迫骨折の検査)

を行った。これが不思議に、、、可動域の制限以外に異常なし。

圧迫骨折の疑いもなく、可動域の制限(体幹の回旋)に対して、動きにくいように簡易固定をおこなって
寝方の指導・起き上がりの指導をおこなって初日の治療を終えた。

この患者さん・・・

結局この方は、帰った後、怖くなったとの理由で、

緊急で病院に行ったそうで、、、

病院でレントゲンをとり、

「異常なし」


っということで、痛み止めの薬をもらって安心して寝れたとのことでした。



やっぱり、安心が必要なんですよね。

僕らは、事故などで見ても、患者さんの訴えが出ているところと、よく怪我する場所などしか検査をしてあげることができないけど、レントゲンなどでチェックすると、骨の全体像が観れるのですごくいいと思う。

なので、あまりにも痛みがきつい時とかは、病院での診察で安心を得ることは正しい判断かと思います!!

まとめ

今回は、

「自転車の単独転倒事故」

痛み強かったので、色々疑って検査したよ!
の話でした。

当院では、科学的根拠に基づいてしっかりとした、

問診・検査を

おこなっています。
必要であれば、超音波観察装置を使って、靭帯損傷や骨の異常までチェックすることが可能です。

年末年始のちょっと忙しいこの時期に、何かあったら当院にご連絡ください!

きっと役に立てると思います

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